光の姫は何を見る
『私の名前は白原 光姫(シラハラ ミツキ)と言います。
光の姫と書いてミツキと読みます』
「へぇー。綺麗な響きだね」
だから光の姫と呼ばれてたのね。
あたしはうんうんと頷きながらも納得をする。
『貴女はすぐにそういって話の腰を折りますね』
光姫はハァと溜め息を吐きながらも次に進めた。
『私の一族である白原家はひっそりと能力にバレないように過ごしてきました。
何故なら私と貴女使う光の能力はとても珍しい物だから。
どんな傷でも治す・治せることが出来るし、基本どんな能力でも私達が使う光の能力の方が上だから
そして最大の特徴は髪の色! 白原家の者はクリーム色がかった髪をしている』
光姫は自分の髪を触りながらそう言った。
この髪色にはそういう意味が。でも…
「ちょっと待って! 白原家の事はわかった。だけど、あたしの家族は能力ののの字も出ないほど使えなかったし、髪も普通の黒髪だった」
そうあたしのお母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃん、ましてや弟までがあたしとは違って髪の色が黒かった。
光の姫と書いてミツキと読みます』
「へぇー。綺麗な響きだね」
だから光の姫と呼ばれてたのね。
あたしはうんうんと頷きながらも納得をする。
『貴女はすぐにそういって話の腰を折りますね』
光姫はハァと溜め息を吐きながらも次に進めた。
『私の一族である白原家はひっそりと能力にバレないように過ごしてきました。
何故なら私と貴女使う光の能力はとても珍しい物だから。
どんな傷でも治す・治せることが出来るし、基本どんな能力でも私達が使う光の能力の方が上だから
そして最大の特徴は髪の色! 白原家の者はクリーム色がかった髪をしている』
光姫は自分の髪を触りながらそう言った。
この髪色にはそういう意味が。でも…
「ちょっと待って! 白原家の事はわかった。だけど、あたしの家族は能力ののの字も出ないほど使えなかったし、髪も普通の黒髪だった」
そうあたしのお母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃん、ましてや弟までがあたしとは違って髪の色が黒かった。