光の姫は何を見る
第2章 使えないって思い込んだらどんなに頑張ったって使えない!
任務が土曜日にあると報告を受けた後、あたし達はミズノ君の部屋にいた。
理由は今後の任務について話し合うためだ。
まぁ、それはただの面目で実際はあたしをどうするかという話しだったりする。
「あの…さ。あたしが言い切ったのが悪いんだけど、あたしが任務に行って大丈夫なの? 足手まといにならない?」
そう。あたしが不安なのはそこなのだ。
あと少しで倒せるって時に限ってあたしが邪魔して倒せなくなっちゃうんじゃないかって考えてしまうのだ。
「えっ! 白原さんはそんなことを心配してたの?」
ミズノ君がありえないって顔をしながらそう呟く。
「そんなことってあたしには大切なことなの! だってあたしはズブの素人なんだよ!?」
「お前が素人? そんなわけないじゃねぇか。俺を吹き飛ばす程のバリアを張ったくせにさぁ」
今度は赤井君がため息混じりで呟く。
「あれはただ必死だったからで…」
そうだよ! 確かにあの時は必死だったからあたし自身が危ないって思ったから使えただけだよ。
そう思い込むとなんだかそんな気がして納得してしまう。
理由は今後の任務について話し合うためだ。
まぁ、それはただの面目で実際はあたしをどうするかという話しだったりする。
「あの…さ。あたしが言い切ったのが悪いんだけど、あたしが任務に行って大丈夫なの? 足手まといにならない?」
そう。あたしが不安なのはそこなのだ。
あと少しで倒せるって時に限ってあたしが邪魔して倒せなくなっちゃうんじゃないかって考えてしまうのだ。
「えっ! 白原さんはそんなことを心配してたの?」
ミズノ君がありえないって顔をしながらそう呟く。
「そんなことってあたしには大切なことなの! だってあたしはズブの素人なんだよ!?」
「お前が素人? そんなわけないじゃねぇか。俺を吹き飛ばす程のバリアを張ったくせにさぁ」
今度は赤井君がため息混じりで呟く。
「あれはただ必死だったからで…」
そうだよ! 確かにあの時は必死だったからあたし自身が危ないって思ったから使えただけだよ。
そう思い込むとなんだかそんな気がして納得してしまう。