光の姫は何を見る
「出来た!」


イメージした通りに光は圧縮されてサッカーボール並あった光は今やテニスボール並の大きさに縮小されて手の平に浮かんでいた。


成功したことに安堵を覚えて息を吐いているとパチパチと拍手の音がした。


「それが…能力の、コントロール」


ゆっくりとした喋り声がしたかと思うと頭をポンと軽く撫でる感覚があった。


この喋りにこの暖かい感覚はライト君だよね?


確認をするために上を見上げると思ってた通りライト君が頭を撫でてくれていた。


なんだかそれが嬉しくて顔から笑みがこぼれる。



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