光の姫は何を見る
そこにはにこやかな顔をしたミズノ君がいた。


うわー。相変わらず楽しそうな顔。何か企んでそうだわ。


ミズノ君に対してそう思いながらもさっきの続きをする。


「そういうこと。でもこれって本当に微力だから敵をやっつけることは出来ないんだよね
それに一度発動するとまた作り直さないといけないしね」


あたしはため息混じりに呟いていたら赤井君に聞かれていたのかこちらにやってきた。



「だからってすっげー痛いわ!」


目には涙を溜めながらそう訴えてきた。




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