光の姫は何を見る
光の玉を放った瞬間にシャドウに当たったのかドォオンって大きな音がした。


その音に驚いた皆があたしの方へと顔を向けた。


視線を受けたあたしはというとさっきの力を使ったからなのかその場にへたりこんでしまった。


『だから身体がもたないと言ったのに…』


まるで私は悪くないわよっと言うように光の姫の言葉が頭に響いた。


光の姫って実は腹黒い?


なんて思っているとまたズキリと頭が痛んだ。


「光の姫すみません! もう言いませんから!」

あたしが悪口を言ったから光の姫が怒ったのかと思い大きな声で謝ると光の姫から信じがたい言葉が響いた。


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