王国ファンタジア【氷眼の民】―ドラゴン討伐編―

「貴様は僕の前に立ち塞がった。僕の目的を邪魔したその時点で貴様は敵だ。戦う理由などそれだけで十分だ。害悪!」


「害悪とは酷い言われようだ。……それは自殺志願だと受け取って宜しいかな?」


オメガの黒い瞳が灼銅に染まる。


終わりの始まりが始まった。



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