王国ファンタジア【氷眼の民】―ドラゴン討伐編―

「氷壁を破壊したということは魔法を使ったか」


リーダー各の男が侵入してくる。


ゲスな笑みで気味が悪い。男は辺りを見回し「やはりガキしかいないか」と一言呟いた。


その言葉に、レインは思わず笑みを溢す。


「ガキなら殺せると思ったか? 残念だったな」


カキン。と、甲高い音。


「僕はあいつらみたいに優しくないぞ?」



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