続・彼女が愛した温もり


やっぱり、私が抱かれたいのは‥


『コーキがいい!』


稜を押しのけてフラフラと立ち上がった

やっぱりバランスを崩して床に倒れてしまうんだけど

でも、どうやら最後まではしてしていない

もう、終わりだと感じた

稜に殴られる決心などついた上での行動なのだから。

でも、稜はゆっくり私に近づいて抱きしめた

裸の体に腕が絡まる

最低なのは
稜じゃない、私だ‥

私が最低なんだ。

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