続・彼女が愛した温もり


『何だ、出るのか‥』

『え?』

『香織がカレンが行方不明だって騒いでたからダメ元でかけたんだが‥』

『そう‥
パパは心配なんかしないもんね。』

もう疲れたんだ。
偽りの会話は。

『今すぐ○×病院に来なさい‥』

気のせいか、パパの声は暗かった。


病院‥?

『誰か何かあったの‥?』


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