続・彼女が愛した温もり
『でも自分の子供は違うだろ?
てか、穂歌ちゃん可愛いって言えるんだし』
『うん、好きになった』
単純だけど、可愛いと思える。
『女の子いいね』
穂歌ちゃんの手に触れてコーキが言った。
『男の子も元気で良いけど、
女の子も可愛いよね
男親に女の子はある意味天敵だね』
うんうんと笑ってコーキが頷いた。
男同士の会話にはどうも入っていけない。
悠さんと杏里と別れてママの車でマンションに戻る。
『本当に赤ちゃんって可愛いねー』
テンションの高い私にコーキが頷きながら笑った。
『早く性別知りたいな』
『うん、
そしたら、服とかも色選んで買えるし
名前も考えられるね』
名前‥
コーキに考えてもらおう
残念ながら自分にセンスとか無いし
コーキに考えてもらったら嬉しいし。