続・彼女が愛した温もり


稜の話を聞いてから無性にコーキに会いたくなった

自分勝手だけど不安なの。

何だか嫌な予感がして。。。


『下に車止まってるけどー』

ベランダにいるダンナさんが窓を空け私に言った


『もしかして…?』

杏里がそう言い私の頬を指で突っつき笑った

コーキかな?

弾む胸を押さえながら
立ち上がった

< 88 / 205 >

この作品をシェア

pagetop