続・彼女が愛した温もり


『カレンちゃん!カレンちゃんは!?』

入り口が豪快に開き
荒い息をしながら部屋に入ってきたのは


綺麗な大人の女性

誰だろうと考えていると

杏里さんが呟いた

『香織さん…』

『杏里ちゃん…!』

香織さんという人は力無く倒れ込み杏里さんに支えられた

気のせいか、
細い体も綺麗な顔立ちもカレンに似ている

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