続・彼女が愛した温もり
『舞花よ‥きっとね。』
有紗の言った言葉は妙に納得させられた。
黙り込む俺に有紗が言った
『もう、会いにいくしか無いんじゃない‥?』
会う‥か
舞花に。
『会わなきゃダメなのか‥?』
『愛するカレンちゃんのためだよ‥
少しでもカレンちゃんの居場所に繋がるかもしれないし』
確かに‥
こうして、俺は
有紗に連絡を取ってもらい
舞花と会う事になった
カレンのためだけど、嫌だ。
けど、カレンが見つからない方が
もっと嫌だ。