candy♥love~想いよ、届け!~
そんなこんなでめっちゃ大変だった…

ふたりが口をわらないので群れも徐々にひいていき、

席へ戻ろうとしていた爽汰と目があってテレながらも、

『おはよー!桜田。』

と挨拶してくれて。

それがすっごい嬉しくて。

『おはよッ♪爽汰♪』

あたしはとびっきりの笑顔で挨拶した。


それからというものの普通で平凡に学校生活を楽しんだ。


『あーじゃぁ6時間目のHRは席替えにするから勝手にやっててくれな』

『わー席替えだぁー』

そんな声が聞こえてくる。

席替えかぁーー♪

爽汰と隣がいいなぁ★なんて。

なれる訳ないじゃん。

なれたら奇跡だよ、奇跡。

まぁそんな奇跡がおきてくれればいいけど…


あたしはそんな事を思っていた。


席替えはくじ引きで行われた。

うち、くじ運ないんだよなぁー。

不安になりながらもくじを引いた。

ひいた紙には7番と書いてあった。

ラッキーセブンだ。

7番の隣は16番。

『ゆま、何番ー?』

とまやが聞いてきた。

『あぁーウチ7番★』

『おぉーー★班一緒だぁ♪』

『えーーー!!やったぁ♪』

二人でぴょンぴょンはねてると、

ある会話が聞こえてきた。

『そうーーッ何番?』

『16---』

へッ…今、なんて言った?

16ってまさかのまさか…?
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