love catcher
少し睨んでみた


すると、そいつは少し笑って


「何睨んでん?これで早くほっぺた冷やせよ。冷やさな確実に腫れてしばらく外出れられへんようになんぞ」


そう言ってタオルにくるまれた保冷財を差し出してきた


『ありがとう。てかアンタ何て名前?』


なんか気になった


この訳わからん奴のことが


気になって仕方なかった


「俺?俺は隼人。隼人って呼んでな。お前は?」


『ウチは優花。優花でええよ』


「んじゃ優花な。族の総長って本間やったんやな。あんまり無理すんなや?」


『わかってる。』


「んな又今度なっ!」


そう言って隼人は何処かに行った


あんな訳わかんない奴なのに、なぜか気になる


< 11 / 54 >

この作品をシェア

pagetop