love catcher
「何もがいてん?」


優花の声…


俺はすぐに反応した


『あ、優花やん。どしたん?』


冷静さを保つのに必死だ


「いや、前貸してくれた、タオルと保冷剤、返そうと思って来てんけど」


『ああ、ありがとう!』


「うん、こっちこそありがとう!んな又」


『ちょっと待って』


優花の腕を掴んだ


細い…何でこの体からあんな体格いい男を余裕で倒せんねん


「どしたん?」


優花が顔を覗き込んでくる


『あれやあれ!!アドレスと番号教えてや』


「そんなん全然ええよ★」


笑顔が眩しすぎる


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