love catcher

しばらく固まったままだった





『優花、本間今日どしたん?具合悪いんか?』




隼人の声が上から降り注ぐ




慌てて自分の体を起こして隼人の体から離れた





うわー




絶対今、顔赤いわ~




「…っそんなことないで!!」





恥ずかしくて顔を上げずに言ったはずやのに…





隼人に顔見られるのを避けて言ったはずやのに…





「…っ///」




何故かかなり近距離で目の前に隼人の顔が…





『やっぱりおかしいって。顔赤いし熱あるんちゃん?』





そう言って隼人はウチのオデコに手を当てた





「…っ!!!!!!!」





アホーーーーーーーーっ!!





「もヴ…無理…でぴゅ」





自分でも何を言ってるかわからんかったけど





隼人の慌てる声が聞こえたところで意識が飛んだ






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