姫の彼氏は意地悪王子
忘れるところだった…。
あたしの大切なもの。

小学校の時、
隣の男の子にもらった
キーホルダー。
このキーホルダーは
あたしに勇気をくれる。

その男の子は2年生の時、
転校してしまった。
その日の夜、あたしはベッドにもぐって
ずっと泣いてた。
今思えば、あの男の子は
あたしの初恋の人だったのかも知れない。


「よしッ!!
ゴメンッ!! もうOKだからッ!!」

「はいはい。早く乗って!」

しばらくすると、
同じ制服の子がたくさん歩いてた。

「お母さんッここでいいよ」

「そう??
 んじゃ気をつけてね♪」

「うんッ!!ありがとぉ♪」


ブルルー。

よしッ!!
いきますかッ!!!





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