学園ぷりんせす
「…あんたうざすぎんだよ」
夏休みが終わり、10月に入った。
今から体育祭という大きなイベントが始まろうとしていた。
「俺様は借り物競争を希望する!」
「絶対大玉転がし。」
三年生二人は互いに火花を散らしていた。
「…?神さんと麗先輩?何してるんですか?」
「今度の体育祭の競技。1つだけ生徒会が立候補して、それをやることになってんだよ。」
神さんはペン回しをしながら得意げに話した。
「そうなんですか!神さんは何で借り物競争がいいんですか?」
「それは…ただ楽しそうだからに決まってるだろ…!(本当は矢崎のアンパン食わえてる姿と、借り物のときの好きな異性カードを強制的に引かせる為。)」
神さんは顔を赤くしている。この人って考えてることが顔に出やすいな…
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