学園ぷりんせす


「きゃっ!?」


矢崎桜は石を踏んでしまい、足元はふらつき、顔から転んでしまった


「…あ」


先輩らは矢崎の元へかけつけて行ってる。
俺もなんとなく矢崎桜の元へ走っていった。


「おい!大丈夫かよ!しっかりしろ!!」


先輩達は、体を起こし、頬を叩く。


「…丈。桜ちゃんを保健室に連れて行ってあげて」

「…なんで俺が」

「神と麗と僕には最後の軍団別レースがあるから行けないんだ!もう走り終わった丈しかいないんだ」

「………。」

「それに……悔しいけど、丈のほうが桜ちゃん喜ぶし……」


俺は仕方なく、矢崎桜をお姫様だっこして保健室へ向かった。



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