学園ぷりんせす




「なんでですか…!?」

「書記が一人転校したんだ。だからお前を選んだ」


神さんは私の目をじっと見て話した。凄く真面目な顔で。


「私より、他の人にやってもらったほうがいいんじゃないでしょうか…」

「お前に拒否権はない。まず、自己紹介でもしてもらおうか」

「ま、待って下さいよ!」


私がそう言うと本を読んでた人がいきなり立ち、私の真横に立った


「…君には拒否権がないらしいよ?残念だったね」


か細い声で囁かれ、その人は部屋から出ていった



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