学園ぷりんせす
06:矢崎 桜の場合
お姫様と文化祭
体育祭が終わって約一ヶ月。
もう少しで文化祭が始まろうとしていた。
「生徒会の出し物何にするよ?」
「劇は台詞覚えんのめんどくせーし」
「歌は神が下手くそだしね。神が上手かったらなー!」
秀くんはちらっと神さんを見る。
神さんは秀くんを睨んでいた。
「…何にするんすか?俺はもう帰りたいんですけど」
「お前はどうせ家帰ってAV見てオナる毎日だろ?早く帰りたかったらなんかいい案考えろよ」
「…毎日なんて誰がやるんですか。やるとしたら神さんらへんじゃないんですか?当たりでしょ。いつもアイツの妄想してるんですよね」
上原くんは私のほうに指を向けた
「うるっせーーーー!!図星だから俺様は遠慮なくお前を殴る!!!」
私は話の内容がイマイチ理解出来てなかったけど、見ていて面白かったからとりあえず笑っていた。
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