学園ぷりんせす


玄関に行くとそこには上原くんしかいなかった。


「あれ?上原くんだけ??他のみんなは…」

「…バックレたんだろ」

「バック…?」

「…めんどくさくて帰ったか、俺が怖くなって帰ったかのどっちかだな」


上原くんはため息をついた。


「とりあえず行こ!買い出し!」

「…そーだな」


私と上原くん2人だけで買い出しに行くことになった。
よく漫画にある制服デートみたい……


「折り紙とセロハンテープその他もろもろ買ったし、コスプレ用の洋服も借りれたし……上原くん、お疲れ!」

「…歩き疲れた」

「私も疲れたよ…じゃあ、あそこのカフェで一息しようよ!」


そう言い、カフェ店へ向かう最中、私は何かにぶつかってしまった。
前を見てみると、そこには少し怖いお兄さん達が数人いた。



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