学園ぷりんせす
じっと見つめる目。
私は緊張のあまり目をそらした。
「…何で目そらすんだよ」
「目にゴミが……」
「そういえば、あんたって俺の噂のことそんな気にしてないよな。なんで?」
なんかいきなり話変えられた…
「噂…?あの元ヤンキーとかいう噂ですか?あんなの信じるわけありませんよ。上原くんは優しいんだし!それに、体育祭のとき、上原くんが私を運んだって知ってますから。」
「何で知ってんの?」
「私が保健室にいて、上原くんが帰ったあとすぐに秀くんが来て教えてくれたんですよ♪」
私がそう言うと、上原くんはぶつぶつとぼやき始めた。
「あのー…上原くん…?」
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