学園ぷりんせす


「綺麗…」


そこには大きな花火。
とてつもなくでかい花火だった。


「上原くん、外行ってみよーよ!」

「…だる」


上原くんの手を握り、強制的に校舎から出た。
校舎から出ると、そこには大勢の人と生徒会メンバーがいた。


「桜ちゃんどーしたの?」

「この花火は…?」

「俺達最後の文化祭だから神が事前に花火作って、打ち上げたんだ。」

「神さんが…?」


神さんは仁王立ちしながら、花火を眺めている。
私は神さんのところへ向かった。


「神さん!花火ありがとうございます♪」

「矢崎の為ならいつでもどこでも花火打ち上げてやるよ…ん!?…なんで丈と手繋いで…?」



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