学園ぷりんせす
文化祭が終わったあとも、生徒会は相変わらず賑やかだった。
「矢崎、仕事」
「はいっ!」
「桜、仕事終わったら放課後遊ぼうぜ」
「僕と遊ぶんだよね♪」
「俺様と制服デートだろ?」
麗先輩と秀くんと神さんに挟まれる毎日。
「今日はちょっと…」
私がぺこりと頭を下げると、上原くんが近くに来た。
「…同じ書記だから仕事手伝う。俺と一緒に帰りたいんだろ?」
「うんっ!」
生徒会の三人は呆れた顔で見ていたが、これでも私達を応援してくれているので嬉しかった。
「…何見てんだよ」
「えへへっ」
上原くん、これからもずっと一緒にいようね!
大好きだよ。
「…仕事ちゃんとしないとこの場でキスすんぞ」
「いやっそれだけはやめてーっ!」
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