学園ぷりんせす



俺は鼻で笑ってやった。
こんなの透けてるのが悪いんだし。


「〜〜〜っ!麗先輩のばかっ!」


そう言うと矢崎桜は走って屋上から出て行った。


その瞬間、糞生徒会長が屋上に現れ、俺を睨んだ。


「お前なんでここにいんの?」

「矢崎が見えたから……話も聞いた。矢崎に何してんだよ…!」


俺はボッコボコにされると思い、腕で顔をカバーした。

すると、糞生徒会長は俺の隣に座った。


「そ、その透けてる画像…後で俺様にお、送れよな……おお送らなかったら…殴るからな!」



「一回死ね」



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