学園ぷりんせす



女子の大群から逃げ、走っていると何かが目に入った。


「あれは…矢崎!?」


俺は矢崎を後ろから抱きしめた。


「麗先輩…!?どうしてここに……」

「あの糞生徒…神が休みだから会いに来たんだぜ」


矢崎は上目使いで俺を見る。
なんか知らないが、もじもじしている。


「あ、あの……」

「ん?」

「ここ、女子トイレですよ……?」





「…場所替えようか」

「…はい」



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