学園ぷりんせす

「お前のこと好きっつってんの」



「なんでって…俺以外の男と喋ってんのが気にいらねぇんだよ!」

「そうなんですか?」

「あと俺、もう盗撮なんてしないし!女とももう遊ばないし!彼女とも別れた!」


俺は大声で言った。その言葉は空に響き、俺に返ってくる。


「麗先輩…?どうしたんですか?さっきから凄いカミングアウトしてますけど…」


なんでこいつ、こんなに鈍感なんだよ……


「だから!俺はお前のこと好きだっつってんの!!!」



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