学園ぷりんせす


僕はろうそくを立て、火をつけた。そして花火をかざす。


「うぉあっ!綺麗!!」

「本当に綺麗だね〜」


僕は地面に花火を当てた。


「?何してるの?」

「地面に火当てると文字とか絵が書けるんだよー」

「そうなんだあ!知らなかった!」


神は照れ屋だから地面に好きって書くんだろうな…と思いながら、僕は桜ちゃんの隣に座った。


「もう手持ち花火切れちゃったね…シメの線香花火するかー!」

「そうだね!」




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