学園ぷりんせす



「彼女…?」

「うん、そう。僕が守ってあげるよ、ずっと」


桜ちゃんはぱぁっと笑顔になった。
これはオッケーだよね!
あのモテモテ3年生2人でも無理だったのに、この僕が桜ちゃんをGETしたらどんだけ嬉しいんだろう

僕は小さくガッツポーズをした。


「じゃあ、今度ある体育祭のお仕事手伝ってくれるんだね!」

「………え?いや、そういう理由じゃ…」

「私、生徒会のお仕事もあるし、体育委員だから少し大変だったんだけど、秀くん手伝ってくれるんだったらすごい心強いよ!!ありがとね!」

「…う、うん」


僕はただ落ち込むしかなかった。あんなにスルーされるとは……




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