たった一人の親友へ
その日は二人で夜通し話した

翔の口から発せられる言葉は

全て後悔の言葉ばかりで


ゆいちゃんへの愛が

痛いほど伝わってくる


あたしは辛かったけど

胸がはりさけそうな思いをしながら

それを聞き続けた


ゆいちゃんが憎いよ

翔にこんなに愛されてるのに

なのに・・・

どうして裏切ってしまったの?


あたしなら絶対に・・・

なんて思ってしまうあたしはバカなのかな?


ゆいちゃんになりたい

そしたら必ずあたしは翔を幸せにできる


こんなこと口が裂けても言えないけれど

胸にしまっていたけれど


今になって思うよ

例え結果がどうでも

伝えていれば良かったんだ

そしたら後悔なんて生まれなかった

あたしは



翔が好きだって




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