たった一人の親友へ
二人でめいいっぱい遊んだ後
砂浜に寝転びながら、翔は語り始めた
「実はさー、この前ゆいから連絡があって…
俺は話なんてないって言ったんだけど…ゆいがあまりにも話したいって言うから会ったんだ。
そしたらゆいさぁ…
謝るどころか、翔サイテーとか言い始めて。
浮気の一つくらい許しなさいよ!って。
普通そんな風に言う!?
俺びっくりしちゃって
ゆいってもっと大人しい子だと思ってたから。
まぁそんなこんなで言い争ってたらさ
ゆい泣き出しちゃって
“翔、好き、大好き”って一言。
はい!
翔くんやられちゃいましたぁ。その涙に…
でもさ、思い知らされたんだ。
俺ゆいと別れてから、本当寂しくて
一言でもゆいと喋っちゃったら決心つかない気がしてた…
だからメールも電話も無視してた…
でも今回話し合ってゆいのこと本当に好きだって自覚して…
俺、ゆい以外の女って考えられないんだ。
だからもう一回頑張ることにした。
ゆいにはまだ伝えてないんだけどさ
さなにはちゃんと伝えたくて」
何それ…全然傷心じゃないじゃん
あたしは勝手に裏切られた気分になって
バカで浅はかなあたし
砂浜に寝転びながら、翔は語り始めた
「実はさー、この前ゆいから連絡があって…
俺は話なんてないって言ったんだけど…ゆいがあまりにも話したいって言うから会ったんだ。
そしたらゆいさぁ…
謝るどころか、翔サイテーとか言い始めて。
浮気の一つくらい許しなさいよ!って。
普通そんな風に言う!?
俺びっくりしちゃって
ゆいってもっと大人しい子だと思ってたから。
まぁそんなこんなで言い争ってたらさ
ゆい泣き出しちゃって
“翔、好き、大好き”って一言。
はい!
翔くんやられちゃいましたぁ。その涙に…
でもさ、思い知らされたんだ。
俺ゆいと別れてから、本当寂しくて
一言でもゆいと喋っちゃったら決心つかない気がしてた…
だからメールも電話も無視してた…
でも今回話し合ってゆいのこと本当に好きだって自覚して…
俺、ゆい以外の女って考えられないんだ。
だからもう一回頑張ることにした。
ゆいにはまだ伝えてないんだけどさ
さなにはちゃんと伝えたくて」
何それ…全然傷心じゃないじゃん
あたしは勝手に裏切られた気分になって
バカで浅はかなあたし