たった一人の親友へ
もう限界だった

海の上には大きな大きな夕焼け

こんなに告白にぴったりのシュチュエーションないと思う


「ねぇ。翔・・・。」

「うん?」


途端に決心が揺らぐ

失恋決定の告白

今言っちゃたらもう二度と会えないんだよね


でも

もう解放されても良いかな?

こんなに苦しい毎日から


今までのあたしに翔のいない毎日なんて有り得なかった

隆也も翔もいない

でも大丈夫だよね??




「さな・・・・









俺さなのこと大好きだわ」



< 149 / 265 >

この作品をシェア

pagetop