たった一人の親友へ
あまりにも嬉しくて


翔にも即効電話


するとあんまり話しも聞かない内に電話を切られてしまった


「ちょっと待ってて!」って


20分後くらいかな?


家のインターンホンが鳴り響く


玄関前には翔がにっこり笑ってて


「ほら、ケーキ買ってきたよ」


おめでとうって書かれた


大きな大きなチョコレートケーキ


翔っていっつもそう…


人が何か言う前に勝手に行動しちゃう


サプライズばっかり


それがね


いつもすごく嬉しいの


あたしにとって大切な大切な思い出になるんだよ


バカ翔


分かってないんだから


鈍感翔


あたしばっか好きで


好きで


今も


これから先も



あたしをこんな気持ちにさせるのは翔だけだよ



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