たった一人の親友へ
あたしは他人に


迷惑をかけたかったわけじゃない


ただ


このどうしようもない思いを


その答えを


教えてほしかっただけ


隆也は


「何か言いたいことがあるなら俺でよかったら聞くよ」


って言ってくれたけど


何から話していいかさえ分からない


自分のことが一番よく分からないから


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