たった一人の親友へ
いつの間にか翔が亡くなって


半年が過ぎようとしていた


大学の入学式も終わり


新たな生活に慣れ始めた今日この頃


今あたしは将来の心理カウンセラーになるため


日々心理の勉強に明け暮れている


楽しいことばかりじゃない


でも新しい友達もたくさん出来たし


ただバカ話しして笑っている時が一番楽しかった


そんな時は少しでも翔のこと忘れられるから




明日は翔の誕生日


あたしは明日


あの場所へ行く


あなたの期待していた


誕生日プレゼントと手紙を持って
< 250 / 265 >

この作品をシェア

pagetop