たった一人の親友へ
最後に
「一年後」



翔が亡くなって


もうすぐ一年が経とうとしています


長くて短かったこの一年


毎日が試行錯誤の日々でした


“前を向いて歩く”


そう決めたあの日から


がむしゃらに生きてきた毎日


無駄になった日なんて一日もないくらい


生きることに一生懸命で







あたし一日だって翔のこと忘れてないよ


朝起きて翔のことを考えて


翔のことを考えながら眠りにつく


結局あたしの中心にはいつも翔がいます


あなたが残していったものはあまりにも大きすぎて


今でも持ちきれていないのかもしれない


ねぇ翔


そっちの世界はどうですか??


あたしは今でも信じてるよ


いつかの翔との未来を


だからこそあたしは今生きているから




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