たった一人の親友へ
事務所に着いたのはいいけど

あたしはどうしたらいいか分からなくて

ただただ心が重かった



震える人差し指でチャイムを押す



でもどうしてかな?

これから翔に会える
話せる
顔を見れる

それを期待してる自分もどこかにいて


もう分かんない


そんなことを考えているうちに重い扉が開いた




< 33 / 265 >

この作品をシェア

pagetop