たった一人の親友へ
年末年始、翔は勉強詰め

あたしは受験なんてあるようでないようなものだった

面接して合格

そんなもん

二月の終わり
翔に会ってお守りを渡した



久々の大好きな笑顔
「ありがとう」っていうちょっと低くなりかけた声




「久々にさなに会えた〜」なんて言ってくれる翔

純粋に照れるよ、それ




何週間ぶりかの翔がすごく格好よく見えて、可愛くて


ますます離れたくなくなっちゃう自分がいる




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