泪の花。
私を大切にしてくれる理由が知りたいだけなのに…
好きな人がいるのに、私を気遣ってくれる理由が知りたいのに…
でも、私はなんでそんな事が気になるの?
この不可解な気持ちは一体何なの?
「コンビニ行くんだろ?エスコートします…お姫様。」
ニィって笑って、バカみたいに恥ずかしい事を言ってのけたアイツ。
『バッカじゃないの』
と言いながら暗くて良かったと思った。
顔が火照って仕方なかったから…
歩きながらアイツが
「初美はさ、姉さん嫌いなのか?」
と聞いてきた。
『なんか同じ質問あんたにもしたわよね…お父さん嫌いなのかって。』
そう言えばそうだな…
と言って、もう一度同じ質問をしてきた。
『嫌いじゃない…あんたがお父さんに感じるような気持ちと一緒だと思う。』
「苦手…?」
『うん…私がイヤだと思う事、痛いとこばかりついてくるの。』
「愛情の裏返しなんじゃねぇの?」
と言ったアイツ。
好きな人がいるのに、私を気遣ってくれる理由が知りたいのに…
でも、私はなんでそんな事が気になるの?
この不可解な気持ちは一体何なの?
「コンビニ行くんだろ?エスコートします…お姫様。」
ニィって笑って、バカみたいに恥ずかしい事を言ってのけたアイツ。
『バッカじゃないの』
と言いながら暗くて良かったと思った。
顔が火照って仕方なかったから…
歩きながらアイツが
「初美はさ、姉さん嫌いなのか?」
と聞いてきた。
『なんか同じ質問あんたにもしたわよね…お父さん嫌いなのかって。』
そう言えばそうだな…
と言って、もう一度同じ質問をしてきた。
『嫌いじゃない…あんたがお父さんに感じるような気持ちと一緒だと思う。』
「苦手…?」
『うん…私がイヤだと思う事、痛いとこばかりついてくるの。』
「愛情の裏返しなんじゃねぇの?」
と言ったアイツ。