泪の花。
『ほら、行くよ。』
と手招きをすると、本当に嬉しそうに笑って、元気になった。
現金な奴だと思いながら、優しい気持ちでいっぱいだった。
お墓に行く途中は…
おばあちゃんに初めて会った日の事。
おばあちゃんと、私の学校の様子を語り合っていた事。
それを聞いた時、初めてアイツは小学校の時クラスメートだったんだと知った。
私以上に、おばあちゃんと色んな話をしているコイツが憎くも思えたが、自分がいない所でそんな会話があっていたのかと思うと恥ずかしかった。
お墓につくと、二人で手を合わせた。
『おばあちゃん。遅くなってごめんね…ストーカー連れて来たよ。まさかあの男の子だったなんて…もっと紳士的な人を想像してたのに外れちゃった。』
「由貴さーん、初美が酷いです。」
『酷くないでーす。』
「やっと、叶ったね」
『なんの話?』
「内緒。」
とまた手を合わせるアイツ…
と手招きをすると、本当に嬉しそうに笑って、元気になった。
現金な奴だと思いながら、優しい気持ちでいっぱいだった。
お墓に行く途中は…
おばあちゃんに初めて会った日の事。
おばあちゃんと、私の学校の様子を語り合っていた事。
それを聞いた時、初めてアイツは小学校の時クラスメートだったんだと知った。
私以上に、おばあちゃんと色んな話をしているコイツが憎くも思えたが、自分がいない所でそんな会話があっていたのかと思うと恥ずかしかった。
お墓につくと、二人で手を合わせた。
『おばあちゃん。遅くなってごめんね…ストーカー連れて来たよ。まさかあの男の子だったなんて…もっと紳士的な人を想像してたのに外れちゃった。』
「由貴さーん、初美が酷いです。」
『酷くないでーす。』
「やっと、叶ったね」
『なんの話?』
「内緒。」
とまた手を合わせるアイツ…