泪の花。
昨日は散々だった。


朔來から、なんであんなに顔真っ赤だったの!?


という尋問を数時間され続け…


結局、私が言わなかったから…


バレずに?


すんだと思う…


自信ないけど…



アイツから逃げ回った事…


後悔と、いろんな感情で2日間眠れない夜を過ごしている私は、目も腫れていて、髪もボサボサだった。




フラフラしながら学校へ行くと、いつも挨拶をしてくるアイツが見当たらない。


教室にも居なくて…



いや、クラスが違うのだから…


居ないのが普通なんだけど…



いつも側にいる。


というのが日常になっていたから、違和感がありすぎて…


変な感じがしたのと同時に、胸騒ぎがした。



でも…酷い格好だし、今はまだ、意識してしまうから会わなくて良かったと少し安心もしていた。


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