泪の花。
おばあちゃん


いつか分からないけどさそっちに行く…必ず。


そしたらさ、3人で話しをしよう?




こっちでの土産話を、沢山持って行くからさ、楽しみにしててね?




ねぇ、おばあちゃん。







手を繋いでお墓に行く途中に海斗がいきなり



「あっ、由貴さんにもう一つ教える事思い出した。」



『なに?』


「あの花の名前。」


『海斗知ってるの?』


「知ってるよ…」


と優しく笑って私に耳打ちした………


< 192 / 203 >

この作品をシェア

pagetop