泪の花。
次の日
今日こそは、アイツに会いませんようにと意気込んで登校した。
「おはよ」
そう話かけてきたのは、咲坂君だった。
『おはようございます。朔來は一緒じゃないんですね』
「昨日徹夜で勉強したみたいで、起きてくれなかったんです。それで…相談なんですけど…俺、朔來で手一杯でもう1人が見れないんです。初美さんに手伝って貰えないかなって…」
『いいですよ。私で良ければ』
「ホントですか?良かった…あっ!!でも、スッゴい人見知りでサングラスとかマスクとかかけてくるかもなんですけど、乱暴な奴とかじゃないんで!!」
あたふたしながら必死に説明をする咲坂君を妙に思いながらも
『そういう格好をする事で自分を守っている人だっていると思います。だから、大丈夫ですよ。』
何が大丈夫なのか、初対面の人と接するという事が嫌いな私。
スラスラと言葉が出てきた自分に少し驚きながらも、ふと咲坂君を見るとやっぱり様子が変だ。
「ありがとう…今日の放課後からいいですか?」
『はい』
そう返事をすると、図書館でお願いしますと頼まれた。
今日こそは、アイツに会いませんようにと意気込んで登校した。
「おはよ」
そう話かけてきたのは、咲坂君だった。
『おはようございます。朔來は一緒じゃないんですね』
「昨日徹夜で勉強したみたいで、起きてくれなかったんです。それで…相談なんですけど…俺、朔來で手一杯でもう1人が見れないんです。初美さんに手伝って貰えないかなって…」
『いいですよ。私で良ければ』
「ホントですか?良かった…あっ!!でも、スッゴい人見知りでサングラスとかマスクとかかけてくるかもなんですけど、乱暴な奴とかじゃないんで!!」
あたふたしながら必死に説明をする咲坂君を妙に思いながらも
『そういう格好をする事で自分を守っている人だっていると思います。だから、大丈夫ですよ。』
何が大丈夫なのか、初対面の人と接するという事が嫌いな私。
スラスラと言葉が出てきた自分に少し驚きながらも、ふと咲坂君を見るとやっぱり様子が変だ。
「ありがとう…今日の放課後からいいですか?」
『はい』
そう返事をすると、図書館でお願いしますと頼まれた。