泪の花。
「それは、振ったって意味ですいません?それとも話を聞いていなくてすいません?」
『話を聞いていなくてすいません………えっ?今なんて?』
「本当に話聞いてなかったんだな」
と苦笑いする謎の人。
「俺は、ずっと…小学校の時から久遠が好きだ。付き合って欲しい。……って二回も言うのって恥ずかしい…」
と頭を抱えてしゃがみ込んだ。
初対面、イヤ…私が覚えてないだけだが、話した事もない人に告白をされるなんて…
私の何を見て好きだなんて言っているんだろう?
こんなにドス黒い感情が渦巻く、私の何に惹かれているんだろう?
『なんで、私なんですか?』
「なんで…特に理由はないかな。知らないうちに目で追ってたんだ。泣かなくなった久遠を見て…強くなったんだな。って惹かれたっていうか」
少し赤らんでそう言う目の前の人に嫌悪感を覚えた。
強くなったわけじゃない。
ただ、意気地がないだけなのに…知った風に言わないで!!
『話を聞いていなくてすいません………えっ?今なんて?』
「本当に話聞いてなかったんだな」
と苦笑いする謎の人。
「俺は、ずっと…小学校の時から久遠が好きだ。付き合って欲しい。……って二回も言うのって恥ずかしい…」
と頭を抱えてしゃがみ込んだ。
初対面、イヤ…私が覚えてないだけだが、話した事もない人に告白をされるなんて…
私の何を見て好きだなんて言っているんだろう?
こんなにドス黒い感情が渦巻く、私の何に惹かれているんだろう?
『なんで、私なんですか?』
「なんで…特に理由はないかな。知らないうちに目で追ってたんだ。泣かなくなった久遠を見て…強くなったんだな。って惹かれたっていうか」
少し赤らんでそう言う目の前の人に嫌悪感を覚えた。
強くなったわけじゃない。
ただ、意気地がないだけなのに…知った風に言わないで!!