泪の花。
ねぇ?


おばあちゃん…


もっと、沢山の話をしたかった。



泣き顔ばかりじゃなくて、笑顔も沢山見せたかった。



後悔は、後から後からやってくるのに、悲しみの感情が湧き上がる事も、涙を流す事も出来なかった。



『私…カラッポになっちゃった…』



誰も居なくなった墓前で一人呟いた。





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