被虐待児の未来
ドアの前


あたしと夫、そして愛


ドアのチャイムをならした




「ハァイ!」


子供の声がしてドアが開いた



4歳くらいの女の子だった



「お母さんいてますか?」


「ママ!ママ〜 」




「ハイハイ!」









部屋の奥から白髪交じりの母がでてきた





「好実?!」



かなり年をとってしまった母




「ママ!元気だった?あの…あたし結婚して子供もホラ…愛っていうの!」





「何しにきたの



< 46 / 50 >

この作品をシェア

pagetop