甘い恋。
私が席で姫川の事考えて
いると、
後ろから急に抱きつかれ
私の体制は椅子ごと
後ろになり
ひっくり返りそうになって
慌てて
「ふへぇい!?」
と、とてもまぬけな声をあげてしまった。
そのせいで教室にいるみんなが私を見る、
なのにそれをまったく気にも
とめず私に挨拶をしてくる
人物
『千夏ー♪おはようー!朝のHR終わったのに、何考え事してーんの?』
私の親友
里山 牧
[さとやま まき]
「ま、牧ー!急に抱きつかないでよ~変な声だしちゃったじゃない!」
私は真っ赤になり
恥ずかしくて
顔を両手で覆った
『ごめん、ごめん千夏♪チューしてあげるから許してー♪』
なんて奴だ…
周りの視線も気にせず
よく普通にしていられるもんだ
私は、覆った手の隙間から
牧を見ながら
怪訝そうな顔をしていた。
『まぁ!チューは冗談としてだね!ちょときて♪』
と言いうと牧が
耳をかせと言うかの
ように私に手招きをする
私もそのまま牧に
近ずき耳を牧の唇の方に
向けたら
小声で牧がこう言った。
『あのね、昨日帰る時姫川が告白されてるの見てさ☆姫川がその女の子を振るときなんて言ったと思う?♪』
そう言い終わると
牧は私の目の前でニヤニヤ
していた
私は、何が?と言ったような
不思議そうな顔で牧を見た
『続き聞きたい?♪』
牧がそう言うので
私は
「うん!聞きたい!聞きたい!」
姫川情報!絶対聞きたい!
ましてや告白だなんて!
私はそう思い
首をこれでもかと
いうくらいにを縦に振った