ごめんね、守れなくて。
23 花火2
俺はあとから来る仲間の為に駅に居た。
遠くからみえたあなたは
今までで1番綺麗だ。浴衣のパワーだな。



最初は俺だったのかな。


目の前にほかの男と楽しそうに笑ってるあなたを見て胸が苦しかった。だから態度にでてたのかも。ほかの男と言っても、バイト仲間の先輩。言い換えるなら兄貴。



「ゆーちゃんなんで怒ってるの?」



ピューー、、バン
バン..バババン..



ビールがいつもより苦く感じたのを覚えてる。
< 19 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop